社会経済委員会の報告

本日は天気予報通り、冷たい雨が降り続いています。昨日(21日)開催された社会経済委員会の報告をします。まずは「市民部」からです。

ふくじゅえんマップ (3)

報告の順序はあるのですが、まずは「特別養護老人ホーム 福寿園」の増床について、地域密着型特別養護老人ホーム(定員29名)整備の進捗状況が報告されましたが、工事内容について質疑をしました。

上の写真は新しくできる施設の建設場所ですが、施工主は社会福祉法人「砂川福祉会」です。総事業費4億1千万円(砂川市補助2億円、北海道補助1億4千万円、砂川福祉会自主財源7千万円)で1,200㎡の施設なので、何とか地元の企業でできるようにならないかと思っていました。

答弁でもあったのですが、砂川福祉会のHPに『入札情報「地域密着型特別養護老人ホーム工事に係る入札執行予定のお知らせ」』が掲載されていまして、その内容を見ると、分離発注で砂川市内に本店又は支店若しくは営業所等を有する企業と入札要件に書かれていました。

市内の公共事業で建築関係が少なくなっているところでしたので、良かったです。

〈市民部の懸案事項〉

  • 地域包括ケアシステムの構築に向けた取り組みについて
  • 国民健康保険特定健康診査の受診率向上について
  • 各種がん検診の受診率向上について

となっています。各事項について委員から質疑がありましたが、特に特定健診受診率向上について、今後、北海道の行っている「健康マイレージ事業」に参加するとの話がありました。

(その他の報告)

任期後半、初めての委員会なので、報告事項は数多かったのですが、私が選んで報告します。

★運転免許証自主返納サポート事業について、4月1日から22日までで21件の返納があったそうです。年齢構成としては80代11名、70代8名と高齢の方がほとんどです。

★保育所の入所状況ついて、今年度は3か所の保育所に定員240名のところ197名が入所しました。砂川市では保育所に入れないで待機している子どもはいないです。

★ファミリーサポートセンターの利用状況について、ファミリーサポート事業とは下の図ようなものです。

ふぁみりー

子育て世帯の依頼会員の登録が減少しています。利用実績も事業が始まった平成26年度101件、27年度44件、28年27件と減少気味。良い事業だと思っているのですが、もしかしたら知らない子育て世帯も多いかも・・・。今後はお試しクーポン券の配布も行なうそうです。

★病児・病後児保育施設の利用状況について、報告によると、昨年10月に開設され5ヵ月間で登録は46名。利用延べ人数は12人だったそうです。

2,290万円の工事費をかけて市立病院南館に開設し、新年度の施設運営経費は1,086万円かかる事業です。通常の保育施設と違って、預かる子どもがいないときは保育士だけという施設です。と言っても病気の子ども達が多いのも困る訳ですが、こちらも「イザという時のセイフティーネット」ですから、知られていないのが一番ダメになります。

詳細は市のHP「病児・病後児保育事業」にリンクしますので、困っている方を見つけたら、皆さんも教えてあげて下さい。

★要支援・要介護認定者数について、3月31日現在、要支援1の方279名、要支援2の方126名、要介護1の方280名、要介護2の方162名、要介護3の方139名、要介護4の方135名、そして、要介護5の方95名で合計1,216名となります。2月末と比較しますと3名の増。

本日のところはここまでとし、建設部、経済部は後日といたします。