JR砂川駅のバリアフリー化等について

4月21日に開かれた社会経済委員会の建設部の報告で、懸案事項として「JR砂川駅のバリアフリー化等について」が示されました。質疑を通して分かったことを報告します。

新規ドキュメント 2017-04-21_1

委員会で示された図面は3枚。その2枚目が上の写真です。左上側に砂川駅の改札口があります。少々分かりづらいので拡大します。

すながわ駅バリアフリー

私が赤い線で加工した部分がエレベーター2機がついて、自由通路の一部を駅構内とする図面です。

これでも分かりづらいので写真で説明します。

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駅の改札口を出て札幌方面のホーム(2番線)に行くには右側に写っている階段を昇りますがエレベーターが付くのは柵と階段の間、灯油タンクが設置されている先です。柵の左にある建物は自由通路の階段部分です。

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エレベーターの設置側から見るとこんな感じ。撮影した場所からエレベーターに乗って2階に上がり、自由通路まで水平に歩きます。

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自由通路です。「ゆう」側から撮っています。図面によれば、右側の1.5mを何らかの方法で仕切りをし、乗降客のみ通行できるようにするようです。

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自由通路のこの辺からエレベータでホームに降りるのですが・・・。(撮影は3月30日)

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旭川方面行きのホーム(3番線)から2番線を見ると、自由通路から真っすぐ降りるとホームが無いのが分かります。説明では、自由通路に設置したエレベーターの位置までホームを伸ばします。

だいたいこんな感じで説明を受けたのですが、いろいろ検討した結果、この方法しかエレベーター設置の可能性はないようです。

私は質疑の中で今後のスケジュールを聞きましたが、設置の方法は分かったもののJRとの協議はまだまだ続けなければならず、当分の間、建設時期を表わすことはできないとのこと。

また、現在分かる限りで良いのでと言うことで「事業費」も聞きました。この金額が独り歩きをしても困るのですが、超々概算で4億円+αはかかるとのことでした。

工事の時間帯としては、列車が通らない時しか出来ないようですので、時間も費用もかかるということですネ。

また、これまで根強い要望のある札幌方面ホーム(2番線)に待合室の設置の件ですが、ホームの両端から2.1mずつは確保しなければならなく、ホームは5.5m。そうなると待合室の幅は1.2mになって、一人が立つか座るかのスペースしか取れないようです。

この条件で待合室を作るには長く伸ばすしか方法はなし。しかも、エレベーター設置より早く着工することも出来ないそうで、難儀なことです。

とりあえず、JR砂川駅バリアフリー化等の報告でした。

建設部、経済部はまた書きます。