議会だより第52号 (2008年3月議会)
第52号 平成20年3月23日
平成20年3月定例議会は10日から19日まで開催され、傍聴に来られた方は延べ31名になりました。7人の議員が一般質問を行いました。
3月定例議会の報告
<市立病院の小熊院長が議会で答弁しました>
3月議会では、市立病院建替えの予算(総額121億円)を審議し、全会一致で可決されました。
私は、砂川市の命運を賭ける重要な案件なので、院長の出席を議運に求めました。その結果、私の質問に対し議場で答弁をした小熊院長は『新病院では、救命・救急・急性期医療、がん診療、周産期医療、災害医療等の高度専門的医療を充実・発展させ、地域の要請に応える一方、老人病棟を新設し高齢者認知症対策等にも取り組み、質の高い総合的医療の提供を目指していく』と話しました。
さらに、イザという時には24時間・365日、医師が対応できる「救命救急センター」や子どもを安心して産める「周産期センター」、日常の健康・病気への予防に役立つ「健診センター」などが設置される予定である、とも答えています。
今後は、4月初めに入札の公告がされ、5月連休明けに発注が予定されています。新病院は平成22年9月に開院予定。その後、南館の改修・増築工事や立体駐車場の建設が行われ、全ての事業が完了するのは平成24年3月の予定です。
<3月議会で決まったこと>
・平成20年度の予算は貯金の取り崩しがほとんどありません。
・後期高齢者(75歳以上の方)医療制度が4月から始まります。
・砂川市は市となって今年で50年となり、記念事業が予定されています。
・南吉野団地の2棟24戸が今年完成し、来年には1棟14戸も工事完了します。
・石山団地建替えのため、設計や地質調査などが委託されます。
・消防ポンプ自動車が更新されます。(約3,400万円)
・市役所は午後5時15分まで業務を行います。
<2市3町の市町村合併について>
市長は、『地域づくり懇談会の遅れにより市町村合併の方向性を決断できなかった。また、収支不足と合併の可能性については、合併することで単独で行くよりは市民の皆さんが「それは良かったナ」と思えるようにならなければ合併はできない』と話しました。
私の一般質問より
<砂川市の空き家対策について>
平成17年度の国勢調査によりますと、砂川市内の持ち家世帯は4,868世帯です。その内、単身の65歳以上の持ち家は598世帯、夫婦とも65歳以上の持ち家は949世帯で合計1,547世帯、全体の32%となります。今後、市内で大量の空き家が発生してしまう可能性があります。今回はその対策を聞いています。
私の提案はリバース・モーゲージ(逆抵当融資)と言って、高齢者が所有する住宅や土地を担保として融資を受け、契約終了時(死亡・転居など)に、その担保とした不動産をもって一括返済を行う制度を空き家対策に活用する考え方を話しました。
(答え)
国土交通省所管の制度ですが、既存住宅のリフォーム資金の貸付融資制度があります。制度の内容は、高齢者の方が自ら居住する住宅にバリアフリー工事か、耐震改修工事を施す住宅リフォームを行う場合に、土地を担保に貸付けを受けるもので、限度額500万円まで融資を受けることができ、申込み本人が亡くなられたときに担保の土地を処分して一括返済する制度です。
また、「住み替え支援機構」が高齢者(50歳以上)のマイホームを借り上げて、終身で賃料保証すると共に、借り上げた住宅を子育て世帯に転貸して、高齢者の空き家を解消する事業が昨年から開始されています。
家賃設定については、通常不動産相場より安い85%~90%の家賃となり、子育て世帯の方が借り入れやすくするための制度です。
(私の意見)
今回は、私の一般質問がキッカケとなって国が行っている制度が見つかりました。砂川市独自でも住宅リフォームに対する助成制度もありますので活用方法が広がりました。
砂川市内も高齢化が進み、『子ども達は都会で仕事だし、家も建てた。砂川に戻ることはないだろう。これから先も砂川に住んでいたいが家が大きくて維持が大変、何か良い方法はないだろうか』との話を多く聞いていました。
今後は、高齢の皆さんが移り住む賃貸のマンションなどが必要になりますが、是非、民間事業者の方々が中心になって対策に乗り出していただきたいと思っています。
各制度の詳細については、私か市の建築住宅課にお問い合わせ下さい。
私からの一言
私が初めて市立病院建替えについて一般質問をしたのは平成11年12月議会で、すでに8年が経過しました。
いよいよ、今議会で予算が通ったことにより、砂川市の命運を賭けた大事業が始まります。多額の借金もしますので、今後の病院経営について注視が必要です。
南1丁目通りのガード拡幅工事も6月に諮問案が出されそうですし、しっかり考えていきたいと思います。