どこでも起こり得ることなので

ちょっと、昨晩のことを書くかどうか迷ったのですが、これから、何処でも起こり得ることだと思い書くことにしました。

昨日の午後9時20分ごろです。玄関のチャイムが鳴りました。近所の奥さんの様子が尋常ではありません。

『お父さんが家に戻ってこない!』と泣きながら話されました。このお宅はご主人が高齢で認知症。典型的な老老介護のお宅です。以前から交流はあり、『何かあったらいつでも言って来て』と私も妻もお話しています。

奥さんの様子を見れば何が起こったかすぐ分かりました。我が家の懐中電灯を持って、お宅の回りや車で町内を捜しましたが、近辺にはご主人の姿は見当たりません。

夜も遅いし、雪こそ降っていませんでしたが、深々と冷え込んでいます。砂川警察署に連絡をすることにしました。私の携帯から電話をかけて、ご主人の特色や名前など詳しいことを奥さんに伝えてもらっている間、妻は車で、私は徒歩で捜しました。

私は、困った時の「地域包括支援センター」で、24時間対応してくれるのを知っていたのもあり、電話を掛けて対応を相談すると、支援センターの担当の方も『すぐ、警察に連絡してください』とアドバイスをくれました。

砂川警察署の対応は早く、パトカーが来てくれました。『今、捜していますので、奥さんは落ち着いて、寒いから家に入ってください』と誘導してくれ、さらに詳しい事情を聞かれていました。

こんな時の時間は本当に辛いもので、何とか見つかって・・・。と祈るばかりです。

妻からの電話と警察官からの連絡がほぼ同時に入ったのが午後9時50分ごろ、『見つかって、そちらに向かっている!』。ホッとしました。

パトカーがご主人を発見した時は雪の上に倒れていたそうです。もともと、外に出るつもりだったので防寒は十分でしたが、足元はおぼつかず、見つかったのは同じ町内の中でもけっこう離れた所だったので、けがを心配しましたが、こちらも大丈夫でした。

3台のパトカーと妻の車で捜しましたが、昨晩は雪が降っていなかったのは幸いでした。安心した私達に若い警察官は『ご無事で何よりでした。今回は連絡が早かったので発見も早くてすみました。もし、これからもあったら、遠慮せず早く連絡をするようにしてください』と走り去っていきました。

今回は警察へ連絡するのが早かったので、あまり遠くへ行く前に見つかったのだと思いますが、正直、警察への連絡は一瞬躊躇しました。しかし、今回のような状況の中では警察の機動力に頼るのが一番だったと思い返しています。

今後、ますます高齢化が進む砂川市では、同じようなことが起きる可能性は十分あり得ます。そんな時に思い出していただければと思い書きました。