おぐろ 弘 市議会だより「第90号」(平成29年9月)

いよいよ私の市議会だよりが「第90号」となりました。平成7年に議員になってから一度も欠かさず続けて来た一般質問も合わせてお読みください。

9月定例議会は、9月11日から13日までの3日間開催されました。一般質問は私を含め5人。質問する議員が固定化してきました。傍聴された方は合計で15名でした。

「9月定例議会より」

★砂川市の年末年始の休日が変わります。

これまでは12月31日から翌年の1月5日まででしたが、「12月29日から翌年の1月3日まで」に変わります。

また、主だった公共施設の年末年始の休みも12月29日から翌年の1月3日までになります。

★「議会報告会」の会場借り上げ料など…2万2千円

砂川市議会で初めての「議会報告会」が11月6日、7日、8日に開催されますので、是非、ご参加ください。そして、活発な意見交換が出来ればと思っています。

★豊沼地区の雨水対策費…163万3千円

大雨が降ると道路冠水などが常態化している豊沼地区の雨水対策として「農業用排水路」の整備が国の補助金の対象となりそうで、その設計委託料です。

★活性化プラザの外壁や屋根の修繕費…1,572万4千円

活性化プラザ(ハイウェイオアシス館の2階部分)の外壁や屋根の修繕に必要な費用ですが、ハイウェイオアシス館全体として5,940万円の事業費が必要です。

砂川市の施設である活性化プラザも面積割合26.47%分を負担します。

★すずらん団地内の雨水対策費…394万2千円

すずらん団地内で最近の異常豪雨によって道路が冠水し、住宅の車庫に浸水するなどの被害が出ているそうで、雨水対策のため測量や設計をするための委託料です。

★公民館にキッズスペース設置…42万6千円

公民館の1階ラウンジにキッズスペースを作るそうです。砂川市立病院の産科に通院する妊娠中のお母さんと子ども達が待ち時間を過ごすために作られます。

<私の一般質問より>

【駅前地区の活性化に資する利活用の検討について】

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駅前地区の活性化に資する利活用の検討」とは砂川市庁舎建設検討審議会の基本構想の答申書に付帯意見として書かれ、総務部の懸案事項のひとつとして掲げられたものです。

駅前地区とは旧パーラーグランドの敷地(裏の駐車場も含む)を中心とした区域を指しています。

私は、これまでも砂川市庁舎建設検討審議会や新庁舎に向けた市民ワークショップを傍聴してきましたが、新庁舎に「集える場」、「たまり場」、「情報交換の場づくり」、「足を運んでみたくなる仕掛けづくり」などなど、若い世代の皆さんを中心に具体的に言えばフリーテラス、カフェ、食堂などの意見・提言が出されています。

私は、もし、旧パーラーグランドを含む地区に公共・公益施設が整備されるのであれば、街の賑わいにその場所が最適であり、新庁舎は市職員の「事務所」でも良いのではないかと考えます。(賑わいが他の場所に出来ることが絶対条件です)

今、その議論が必要だと思って一般質問をしました。そして、質問の中で砂川の良いところを言いました。本当は今の状況では「だけど・・・」が付くのですが。

  • 国道12号線には24時間で2万台の車が通行しています。(年間で730万台)
  • 函館本線の特急が停まります。
  • 道央道で少なくなったとはいえ80万人来館するハイウェイオアシス館があり、スマートインターで一般道に出られるようになりました。
  • 全国的に発信でき、店舗展開する有名企業が何社もあります。
  • 市立病院に1日1,500人もの患者さんが来院しています。
  • 砂川といえば「お菓子のまち」。スイートロードは超有名になりました。
  • 中心市街地の国道両側が「無電柱化」になります。災害対策ばかりか、街の活性化も目的の一つです。

せっかく、良いところがたくさんある砂川ですから、国道沿いで駅前の一等地から発信できる施設を作りたいです。

【市長の答弁】

『行政が「懸案事項」と言う時は簡単な決意ではしない。懸案事項にして出来ないということは物理的に行政だけでは解決できない問題が起きた時で、おそらく財源がないというのは理由にはならない。

懸案事項にしたということは言外にやると宣言しているということだが、今の段階ではスケジュールなどは一切出せない』そうです。